2014年4月20日日曜日

2014/4/20 思いやりコミュニケーション(NVC)ワークショップ入門編の内容

今日は、NVC(Non Violent Communication)をベースにした思いやりコミュニケーションの1日入門編を開催しました。

今日やった内容は次のようなもの。
3分間トーク
 最近の出来事を3分間シェアして、相手はそれを聞くことをして、そのあとリフレクション(伝え返し)をする。
・ニーズの輪
 人間が生きて行く上で必要だと思うものをあげてもらってニーズとはどんなものか考える
・エンパシー(共感)を使ってみる
 日常生活での出来事を使って、自分のニーズと相手のニーズを見る
・共感的リスニング
 話を聞くときにリフレクション(伝え返し)とエンパシー(共感)を使ってつながる
4つの耳
 共感的な聞き方、表現方法をキリンの耳、
 悪者探しの聞き方、表現方法をジャッカルの耳とNVCでは言います。
 実際の例を使って4つのパターンを体験する。
・共感的でない対応とは
 共感ではない12のパターンを確認
・リクエストの練習
 NVCでのリクエストとデマンドの違いとは

今日は少人数での開催でしたので、じっくりと学んでいただけて良かったです。

「はじまる前は1日なんて長いのではと思っていましたが、終わってみると
あっという間に感じました。日常生活で活用していきたいです。」
という感想をいただけてうれしかったです。

次回は4月27日(日)にまた、はじめての方向けのワークショップを開催します。
よろしければご参加ください。


Facebookでのイベント

■「はじめての、思いやりのコミュニケーション」
思いやりコミュニケーションとは、NVC(非暴力コミュニケーション)や共感的コミュニケーションと言われてい
人と人とがやさしくつながるためのコミュニケーション方法。

*セルフエンパシーで人間関係を癒すワークショップですが、はじめての方向けな内容に変更して開催します。
はじめての方もどうぞご参加ください。

*参考図書
「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」
マーシャル・B・ローゼンバーグ著
日本経済新聞出版社

今ではこの、バイブルとも言える本が日本語で出版されていますので、
理論は学ぶことができます。
ただ、本で学んだだけでは、日常生活で本当に使えるように
なるにはむづかしく感じるかと思います。

この、はじめての思いやりコミュニケーションワークショップでは
基本的なNVCの考えを説明するだけでなく、
実践的に使うためのワークを交えながら、
日常生活で使えるコミュニケーションとして身につけることを
お手伝いします。

<こんな方におすすめ>
・自分自身が本当に必要としていることにつながりたい
・思いやりに基づいた、より良い人間関係を構築していきたい
・人づきあいがどうも苦手でうまくいかない
・人間関係につかれた
・いろんなことにすぐにイライラする
・キツいことを言われたときにとても辛い、
 どう対応していいかわからない
・どんなときでも気持ちを落ち着かせる方法が知りたい
・どうしても許せない人がいる
・すぐに自分を責めてしまう
・過去のことをいつまでもくよくよ考えてしまい、辛い

こういった事象を変えるためのヒントになることをお伝えします。

<今までの受講者アンケートより>
・基本的にいずれのワークも有意義でしたが、とりわけ、
 エンパシーサークルでは気づきの機会に恵まれました。
・リラックスした雰囲気の中、マイペースでゆったり学べました。
・NVCの可能性とNVCによっての深い気づき。
 とても良い学びとなりました。
・ファシリテーターの川口さんの「イマココ」感がとてもよかったです。
・本日のワークの中で今までの人間関係をふりかえるきっかけを得ました。
 今、うまくいってない関係を見てみると、相手の感情とニーズを軽視していました。もっと、人を理解し、共感あふれる関係を築いていきます。
・自分が新たな発見を求めてそれに対する自分の能力に対して不安があることが気づきとしてわかった。
・Learningが深まった。知らずに人を傷つけていたのか!Understanding.


日時
2014年4月27日(日)
10:00 ~ 16:30
場所 東京・人形町近辺
*詳しい場所はお申し込みいただいた方に直接メールします。
定員 15名まで


参加費
6,000円

<お申し込み>
次の事項をメールでご連絡ください。
・お名前
・携帯連絡先
・このワークショップで特に学んでみたいことがあれば

メール宛先
koumeyukari(アットマーク)gmail.com

折り返し、振込先をご連絡します。
振込完了をもって正式参加お申し込みとさせていただきます。




2014年4月6日日曜日

「共感の3つの階層」と、今後のNVC関連ワークショップご案内

ごぶさたしてます。少し間が空いてしまいましたが、元気です。
最近は、今年の2月にはじまった、ジム&ジョリのメンターリングプログラムを
テレクラスにて受講しています。

次の4つのテーマ別のポッドと呼ばれる分科会があって、
1回は2時間のセッション。

1)メディエーション(調停)
2)自己成長(お金とのつきあい方)
3)社会変革
4)リーダーシップとファシリテーション

どれも月に1回ですが、日本時間で朝の5時だから眠い眠い・・・。
でも!今のところがんばって全部参加してます。

今日は、メディエーション(調停)の2回目のクラスでした。
その内容を少し紹介します。

「共感の3つのレイヤー」

・エンパシー(共感)とは、共感的に相手と一緒にいること。何も言葉を伝えないで
だまって共感の意識を相手に向けつつ一緒にいることも共感。(サイレントエンパシー)
言葉を伝えることだけが共感ではない。
意識がちゃんと向いているか、の方が大事。

・ステップ0
 エンパシー(共感)しようとする意図があること
・第1レイヤー(階層)
 経験の表面的なもの
  観察
  望みまたはリクエスト
  感情
  判断(ただ、あまり判断にフォーカスすることはすすめない。助けにならないことが多い)
    「こういうことが起こって欲しいんですね」
    「こういう感じがしてる?」
    「これがあればいいと思ってる?」
・第2レイヤー(階層)
 さらに深く、感情の原因とつながる。
 第1レイヤーのリフレクションから自然な流れで。
  「〜が大切なんですね」
  「〜を必要としているのかな」
  「〜が必要なので〜という感情を抱いているのかな」
・第3レイヤー(階層)
 つながったニーズを楽しむ。味わう。
 ゆったりと、時間を取って。

エンパシー(共感)送るというのは、本当にずっとその相手のフィーリングから
ニーズに意識を向け続ける、ということ。
こういう対応の仕方は、ほんとに今まで私たちはやってきていないから慣れていない。
すぐに、アドバイスしたくなったり、自分の感想や自分の中でわいてきた感情を
言いたくなってしまう。

だからこそ、エンパシーをする、というのは練習が必要になってくるんだなぁと
改めて思った。
そして、表面的な共感だけでなく、もう一歩、二歩進んで、深くニーズとつながることで
シフトが起こっていくんだ、ということも。

ワークショップをやっていて、参加者の方にシフトが起こるところを見ることは
本当に、言葉には言い表せないほど、心が震える感動です。
NVCを知っていて、シェアすることが出来ていて、本当に良かったと思える瞬間です。

そういう体験が出来る場を、これからも作っていければいいなぁと考えています。

今月は、4月20日(日)には、はじめての人向けの勉強会(ワークショップ)、
そして4月27日(日)には、エンパシーを自分に対してまず、行うことで
人間関係を改善する、というワークショップを開催します。
エネミーイメージ(敵のイメージ)を持っている相手がもしいるとすると、
ずっとそこに自分のエネルギーが使われてしまっていることになり、
自分自身が一番、辛い思いをしてると思います。

エネミーイメージを解消して、人間関係を解消できる手法をお伝えする、
実践的なワークショップです。
セルフエンパシーができれば、日常生活にほんとに役立ちますよ!
心の平穏を保ちやすくなります。ストレスが減ります!みんなに伝えたい、ほんと。

よろしければNVC(共感的コミュニケーション)を知って欲しいという
お友達にも紹介していただけるとうれしいです。
(貢献のニーズからお願いします)

ジム&ジョリのテレクラスにこれからも出て行くので、また内容を紹介しますね〜。
あと、メディエーション(調停)のクラスが一通り終了したら、
その内容のワークショップも開催しようと思ってます。
調停が必要な場所で役立つスキルが身につけられるように。

NVCは、理論だけでは身に付かないもの。
とにかく練習あるのみ!
これからも、どんどんNVCスキルを使って身につけていける場を提供
していきたいと思います。
どうぞよろしく〜。 

<NVC関連ワークショップのご案内>

■4月20日(日)10:00〜16:30

入門編「はじめての、思いやりのコミュニケーション」
思いやりコミュニケーションとは、NVC(非暴力コミュニケーション)や共感的コミュニケーションと言われてい
人と人とがやさしくつながるためのコミュニケーション方法。
*参考図書
「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」
マーシャル・B・ローゼンバーグ著
日本経済新聞出版社

今ではこの、バイブルとも言える本が日本語で出版されていますので、
理論は学ぶことができます。
ただ、本で学んだだけでは、日常生活で本当に使えるよう
なるにはむづかしく感じるかと思います。

この、はじめての思いやりコミュニケーションワークショップでは
基本的なNVCの考えを説明するだけでなく、
実践的に使うためのワークを交えながら、
日常生活で使えるコミュニケーションとして身につけることを
お手伝いします。

・Facebookのイベントページ


■4月27日(日)10:00〜16:30

入門編「はじめての、思いやりのコミュニケーション」

・Facebookのイベントページ


■5月11日(日)10:00〜16:30
「自己深くとつながる・セルフインテグレーション(自己統合)ワークショップ」
*こちらの回は満席となりました。(2014/4/20)

*長田せいじさんと共同開催
あなたが、その一歩を踏み出さないことで、大切にされていることはなんでしょ
うか?
「本当はとてもしたいことなのに、なぜだか、なかなか出来ずにいる。」
「あれもこれもやりたいけど、ゆっくり休みも取りたい。
なのに、気付くと動き回っていて、どれもこれも手に付いた感じがしない。」
自分のなかの葛藤に飲み込まれて、身動きが取れなくなっていたり、
いつの間にか流されて、こんなはずじゃなかったと思うことはありませんか?
あなたのなかにいる相反する部分たち。
そのみんなの声をエンパシー(共感)を通して、じっくり聞きいてあげることで、
個々の部分たちが協力して未来を創り上げる関係性を持ち始めます。
この自己統合(セルフインテグレーション)のプロセスによって、
「白か黒か」「どちらか一方しか選べない」という二項対立の選択ではなく、
あなたのなかのすべての部分のすべてのニーズを大切に含めながら、
いまの自分が本当に望んでいる未来を選択していくということができるようにな
ります。
見ないふりをして自分から切り離してきた部分を、あなたのなかに再び迎え入れ
るということは、
あなた本来のパワーを取り戻すことでもあります。
欠けたところのない、全部まるごとのあなたとして、統合した自己を生きてみませんか?
<こんな方におすすめです!>
・自分が本当にやりたいことがわからない
・複数の選択肢の中でどの道に進みたいのか迷っている
・本当にやりたいことをやる勇気がない
・これからの人生について考え直したい
・自分自身の内側にあるパワーを取り戻したい


場所は、東京都内。詳しい場所はお申し込みいただいた方にお知らせします。


参加費はいずれも
6,000円

<お申し込み>
次の事項をメールでご連絡ください。
・ワークショップタイトルと日付
・お名前
・携帯連絡先
・このワークショップで特に学んでみたいことがあれば

メール宛先
koumeyukari(アットマーク)gmail.com

折り返し、振込先をご連絡します。
振込完了をもって正式参加お申し込みとさせていただきます。


●ファシリテーター紹介
川口久美子。東京墨田区在住。
2009年にNVCのマーシャルの本を読み、すぐに日本で開催された
認定トレーナーフランソワ・ボーソレイユの2日間ワークショップに参加。そこでの出来事に衝撃を受け、NVCをもっと深く学ぶことを決意。
日本のNVCコミュニティのコアメンバーとしてその後、毎年何度か
企画される海外認定トレーナー招聘プロジェクトにスタッフとして参加し続けている。
2011年よりNVCの勉強会やワークショップを開催。
マーシャルの本を1章づつ読み続ける読書会や、入門編、セルフヒーリング系のワークショップなど実践的なワークショップのファシリテーターとして経験を積む。
2012年、アメリカBayNVC主催の年間トレーニングであるリーダーシップトレーニング(LP)の卒業生。
2013年、ハワイ在住のジム&ジョリ・マンスキー夫妻の来日プロジェクトをきくちゆみさんと共催。日本全国でワークショップを開催。そのつながりから、ジムとジョリからリーダーシップトレーニングを継続して受講中。
NVC Japan・Facebookグループ、NVC Japan メーリングリストの管理者。つながりの場を作ることに貢献することに喜びを感じる。
2013年、子キリンの日常ブログをはじめ、日々のNVCの気づきのシェアをはじめる。
2014年、マウイ在住のJim&Jori Manske 夫妻のメンターリングプラスのプログラムに参加中。
調停法、社会変革とNVC、リーダーシップなどについて学ぶ。

きりんの学校・主催