昨日は、私が開催しているNVCの勉強会、命とつながるコミュニケーション勉強会でした。
今回は、既に今までに何度かNVCの勉強会に出ている人たちばかりだったので、
自分が実際の生活の中で、
心が乱されたときのことを使って、
観察し、
自分に共感し、
相手に共感する
というワークを、ワークシートに書き込みながらやっていただきました。
やはりみなさん、相手に対する共感がむづかしく、なかなかひとりではたどり着けない。
まず、自分に対する共感をもらった段階で、ようやく、相手のことを考える余裕ができる。
でも最初は、
「あの人はこういう考えの人だから」
という、”考え”についてどうしてもとらわれてしまう。
自分自身を苦しさの中にとどめているのは、その、相手が”こう考えているに違いない”という考えを自分が持っていること。
その考えを自分が持っている限り、じわじわと、自分自身を苦しませてしまう。
私はその人が相手に対する”考え”を持っていると思ったとき、次のように質問する。
「そういう風に考える時、その人は、どんな”気持ち”だと思う?」
そして一緒に、相手の気持ちをさぐっていく・・・
辛いのかな?
悲しいのかな?
怒っているのかな?
さみしいのかな?
ひとつひとつ、まるでからまりあった糸の玉をときほぐしていくように。
そしてようやく、
あ、あの人は、悲しいんだ。
と感情にたどり着いたら、
その先にあるニーズ、
その人が大切にしているものが
見えてくる。
絡まり合った糸の玉の中にある
感情につつまれた、核。
その核は、
認められたい、
愛されたい
というエネルギーだと気づいたとき、
本当に相手に共感をもってつながることが出来て、
涙があふれてくる。
そんな瞬間まで一緒に旅をすることができたとき、
そのニーズの美しさに、私は感動する。
一緒にいさせてくれて、ありがとうございます。
参加者のみなさんの感想から。
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●昨日はありがとうございました。
朝目覚めたら頭の中がすっきりしているんです。
まるで地図のように整理されているような。。。
キリンとジャッカル、感情とニーズ、考えた事と本当の身体の深い所にある感情、他者のニーズと私にニーズ…
学ぶことが沢山あるって幸せです。ありがとうございました。
●他者共感の感情とニーズを言語化することによって明確さが出てきて、ほっとして、自分の中につかえていたものが、涙で流れてうれしかったです。
●途中から、もっと学びたい欲求が出て、ワークをもっとやりたくなった。
●他者への共感を土台にして外向けに発信するプロセスを学べた
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●次回の<命とつながるコミュニケーション勉強会>は
5月24日を予定しています。
●あと今回思ったこと。
最近、BePeaceプラクティスをはじめたので、ニーズにたどりつくのも
「コヒーランス」を使えば早いのにな~
使いたいなぁ~というのが
すぐに頭に出てきて困った。
今回はあくまで、NVCを学ぶ場なので、
BePeaceのスキルは封印して使わないので
時間がかかるという考えになってしまった。
ただ、休憩時間に、BePeaceの体験がどんなものか、コヒーランスとはどういうメリットがあるか
などを雑談で話したら、
参加者のみなさん全員、すごく興味を持ってもらって、
6月6日、7日の東京でのワークショップも参加したいと言ってくださり、うれしかった。
BePeaceの体験については別のブログで書いてるのでそちらを見てね~。
「コヒーランスの力とは?」
帰ってきたら、もみじが箱でまったりしてて、癒された。。。
(もみじとコヒーランスは関係ないです。。。)
もみじ、かえではコヒーランスに貢献しているよね。
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