2015年2月21日土曜日

2015/2/21 頭が真っ白!になったそのとき簡単に自分につながる方法

わー、もう大変だ!
何がなんだかわからないしどうしたらいいのかもわからないー!
いっぱいいっぱいだー!!!

頭が真っ白・・・・

というとき、ありませんか?

私もまさに今日、そんなことが起こりました。

今朝、ハワイ在住のゆみさんとハングアウトでつながって
BePeaceプラクティスの練習会の予定だったんですが、
時間になってもゆみさんと連絡がつかない!

ここでまず、他の参加者のみなさんに
申し訳なくてどうしよう・・・と頭がいっぱいに。

そしてやっと30分後ぐらいにつながった!
と思ったんだけど、
ところが、ゆみさんのおうちの回線状態がものすごく悪く、
ハングアウトやスカイプでどうしてもつながることができない!!

うわーー、もう、どうしたらいいんだ~~!

頭は真っ白。ほぼパニック状態。

他の参加者のみなさん、口々に
ああしたら、こうしたら、と言いはじめ、
ますますゆみさんとのつながりが
むずかしく・・・

もう、完全に頭が固まってしまった。

でもそこでゆみさんは、
固定電話から私の電話にかける!
と判断をしてくれて、
ようやく声が聞こえる状態に。

Facetimeを使ってようやく声だけは
つながれた。

そこでゆみさんがやってくれたのは、

「クイックコヒーランスでハートにフォーカスしましょう」

そう。こんなときこそ、BePeaceが役に立つんだ。とようやく固まった頭で思い出し。

ゆみさんのリードの元、6名の参加メンバーと一緒に、
ハートに集中して、そこに自分が感謝できるイメージを送り込み、
感謝が自分から外の世界に広がって行くイメージをして・・・

ふーーー・・・・・・

やっと、落ち着きを取り戻すことができた。

真っ白だった世界がグレーになって
さらに色が戻ってくる感覚。

すごいな!!
クイック・コヒーランス!!!

NVCでは、自己共感のためにはまず、自分の中にあるニーズにたどり着く必要がある。

でも、今日みたいに、自分の想像を超えた範囲のことがあまりに多くのことがいっぺんに起こったとき、そんな余裕がまったくなくなる!

そんなとき、すぐに使えるのがBePeaceのスキルなんだ。
今日はすごくそれを実感した。

落ち着きを取り戻してからは、
今後どんな風に対応するのか、
やはり仕切り直しをして明日また回線状態を良くしてからつながり直そう、
とスムーズに話が進んだ。

そして、私がいっぱいいっぱいになって
辛い思いをしていてサポートが欲しい、
ということも、参加してくれてたみなさんに
正直に伝えることができた。

そこに、暖かいつながりと正直さが生まれて、本当に感謝でいっぱいになった。

自分を取り戻すことのできるこのスキル、
私はみんなにぜひ、シェアしていきいたい。


ほんとにすぐに使えて、簡単で、役に立つよ〜〜!

BePeaceについての詳細はこちらのブログをどうぞ。

4月にハワイから、認定トレーナーのきくちゆみさんが来日して
基礎編すべてを教えてくれるんです!
わ〜〜い♩
NVCの基礎も含まれているのでまったくNVCがはじめての方も
体系的に学べます。

Facebookのページはこちら






2015年2月14日土曜日

2015/2/13 受け継がれていく意思

昨日は、CCCにてAuthentic Leadership2回目だった。
ファシリテーターは安納献さんとゆさみかこさん。

私に取ってNVCを最初に教えてもらったのは、ケンさんからだった。
久しぶりにケンさんがNVCについて語るのを聞いて、あぁ、やっぱり私の原点はここにあるなぁと思い出した。

マーシャルが亡くなり、直接その言葉を聞くことはもうかなわなくなったけれど、
ケンさんが伝えてくれるマーシャルの言葉には、彼の魂が宿っている。
そうやって人の意思、意図というものは引き継がれていくものなんだ。

ケンさんがこうやって多くの人に言葉を伝えていく機会が増えるということがとてもうれしい。

そして私も、ケンさんからもらった彼の魂を伝える器として貢献していきたい。

昨日、この場に行く前は、仕事でクタクタで頭がもうろうとしていたんだけど、
この場が終わった後はものすごく元気になっていた。不思議なことに。
エネルギーチャージされたような感じ。
やっぱりやりたいことをやるっていうのは自分に動き続けるパワーをくれるんだなと、
実感したよ。

昨日の話から残った言葉を。

身近な家族に対して共感的な関係をつくることがむづかしその理由のひとつに、
「相手はわかってくれるはずだ。わかってもらって当然だ」という考えがあるから。

相手のことを「会社の同僚である」「私の子供である」というラベルを貼付けた瞬間に、相手を人間そのものとして見れなくなる。

●NVCとは、「使わねばならない」というものではない。なぜ、自分はNVCを使おうとしているのか。そこをまず見つめる。

もし自分が行った行動が、自分が満足出来ないものであったとしても、自分に対しても思いやりを持って非暴力的な扱いをしてあげて欲しい

同時にすべてのニーズを満たそうとしなくていい。必要であればその場から離れてまた違う手段でニーズを満たすこともできる

●NVCの目的とは、喜んで相手のために何かをしたくなる、というところにたどり着くこと

「恥」と「罪悪感」は、世の中の仕組みに合わせて生きるために使われているもの

「自分のニーズにつながるにはどうしたらいいのか?」
スローダウンして、時間をとること。
ニーズが分からない、という人は頭のところでぐるぐる考えているだけのことが多い
知的作業ではない!

フィーリングとニーズの正体とは?
Present manifestation of Devine energy

今現在、立ち現れている神のエネルギー

今、この瞬間の命そのもの

生き物としての自分が、今、何を求めているのか

相手の「考え」は絶対に聞くな。
特に、その相手が自分のことについて持っている考えは。その方がより長く生きられる。
常に、相手のフィーリングとニーズだけを、聞き続ける

ひとりひとりがニーズとつながり、それをお互いに伝え合う関係性であれば、どんなに生産性があがるだろう

共感と同調の違いについて。共感する側は、まず、自分のニーズにつながっている必要がある。そして境界線をひく。
相手に引きずられてしまうと、境界線がなくなり、自分がなくなってしまう。それは同調であり共感ではない

相手に共感するために、言葉はなくてもいい。目で伝わる。

●ストーリーを話すとき、それは過去のことか、または未来の予測を話しているだけでしかない。「起きた」と思っているか、「起きるだろう」と想像していることにすぎない。ニーズは常に「今ここ」にある。そこにしかない。

3人で共感のワーク>
Aさんが1分ぐらいで最近起こったことを話す。愚痴っぽいこと

BさんはAさんに共感する。自分にまずエンパシーし、そこから境界を保ったまま共感する。

Cさんはオブザーブする。何がAさんとBさんの間に起こっているか

—————
まだまだ続きますが、とりあえずここまで。

2時間半という短い時間ながら、
本当に濃密で学びの多い時間でした。

この場を作ってくれたみーちゃんには本当に感謝です。

みーちゃんも言っていたけど、やはり10回、同じメンバーでじっくりとスペースを保ちながら深めていうというのがとてもいいと思う。
ケンさんもいろんなことを自由にゆったりと伝えてくれていた感じがした。

まだあと8回あるのでこれからどんなことが起こるのか、ワクワクします。

学び続けられること。
刺激。成長。コミュニティ。気づき。


感謝。

みーちゃんありがとう



床も座椅子も居心地がいい

バレンタインイブ、まみさんがケーキくれた!めちゃうまうま!

2015年2月8日日曜日

2015/2/8 起こることから学び続ける

昨日は、久しぶりにNVCの勉強会を主催した。
場所は水道橋近辺。
そこでハプニングが発生!
お友達のオフィスを借りることになっていたんだけど、どうしても1Fの玄関を開けることができなかった。
聞いていた暗証番号を入れてもエラー・・・
お友達と連絡を取って電話で聞いても、やはりその番号を入れてもらうしかない、と言われ。
時間も迫ってくるので、別の場所を探そう、と決断。

気持ちとしては困惑、ショック、途方に暮れる・・・。
せっかく申し込んでくださっている参加者の人に申し訳ない気持ち。

申し訳なく思う、というのは判断。
その奥にあるのは、

誠実さ、貢献、安心・安全

といったニーズ。
そのニーズにつながりつつ、とにかく10分以内に、次の場所を探そう!
と、歩き出し、なんとか近くにプロントというカフェを見つけて、人数分の席も確保することができた。

気持ちはまだまだ落ち着かないまま、
参加者のみなさんにイベントページで報告して、続々と集まってくださった。

最初にやったのは、私自身も落ち着きたいため、自分とつながる、瞑想を。

IITでジム&ジョリに教えてもらった、
観察、感情、ニーズ、リクエストを身体を使ってつながっていく誘導瞑想をすることで、やっと、私自身も落ち着くことができた。

カフェという環境で本当に勉強会が成り立つんだろうか?
という不安もありつつ。

でも、この瞑想をした後、参加者のみなさんも、ようやくその場にいることができるようになったように見えた。

その後は、はじめての人が多かったので、共感を体験してもらおうとエンパシーカードをゆったりと時間をとって行った。

深い、共感の場が生まれて、そこがカフェだとか周りのことはまったく気にならなくなっていた。

もちろん、結構、長居をすることになるので途中で再度オーダーすることも忘れずに。
週末の水道橋は人も少なく、カフェも常に空席がある状態で本当によかった。

ただ、ひとつ残念だったのは、たばこの煙が流れてきたこと。。。
健康のニーズが・・・。

1日経って落ち着いて、もう一度昨日の出来事を振り返り、あらためて、自分へのリクエストとしては、
参加者のみなさんと緊急連絡が取れるように、連絡先も聞いておくこと。
あと、場所も確実に空いていて快適に使える場所を引き続き探し続けること、ということが浮かんできた。

NVCを知っていて良かったと思うのは、
こういった人生で思っても見ないハプニングがあったときでも、自分とつながり、相手のニーズを推測し、自分も他の誰も「責める」ことがなくなったこと。
自分自身も「お前はだめなやつだ!」と責めなくなったので、心が平安に保てる。
それがとてもありがたい。

今、東京ではたくさんの人がNVCをシェアしはじめて、「別に私がやらなくてもいいんじゃないか?」「仕事で忙しいのにさらに週末まで時間をつぶしてやらなくても・・・」といった考えがあったが、
やっぱり、私には私なりの伝え方、私が体験しているNVCの体験を伝えられるのは私だけなんだ、だからやり続けよう。
と思い立ち、また今年からはじめることにしました。

昨日も、本当に涙が出てくるほど、心が動かされた、暖かい場をつくることができて感謝でいっぱいです。
急な場所の変更、というハプニングにも関わらず、参加してくださった参加者のみなさんには、本当に感謝しています。

ありがとうございます。

●参加者のみなさんのアンケートより
・まとめシートの提供はじめ、本当に開催ありがとうございました。日常にとても役立てられると思います。わかりやすいです。
・それぞれの気持ちがふれ合うことの出来る時間をありがとうございました。まだ、自分を客観視しているところがあり、自分の今とつながることがもう少し出来るようになると良いなぁと思いました。




2015年2月6日金曜日

2015/2/5 魂はただ、体験したいことを体験したい。

今日は、CCC主催の「Authentic Leadership 基礎編」その10回の最初の回だった。
ファシリテーターはみーちゃんこと、ゆさみかこさん。
その場に集まった参加者は、今までNVCを学んで学びを深めてきている人たち。
そんなグループの中、ニーズに深くつながり、自由に表現していくワークなどをする場は、とても学びと気づきと刺激にあふれた場だった。
ワクワク、うれしい感覚。

みーちゃんが語る言葉は、魂を揺さぶる。

今日、印象に残った言葉をいくつか書いてみよう。

・魂はただ、体験したいことを体験したい。体験することを許してあげればいい。

・すべてのニーズを満たすことはできない。だけど、もしすべてのニーズが満たされてしまったら、動くエネルギーが生まれない。だから、足りないところを埋めたいというのがエネルギーになる。
穴を満たすという体験ができる。

・自分の外にある世界からエネルギーをもらおうとすると、人から奪い続ける必要がある。自分の中のニーズにつながると、そこから無限のパワーが生まれてくる。それを知っていれば、何も恐れることはない。

・外の世界は概念の世界。~らしい。こうすればいい、~するべきだ、誰かが言った根拠の亡い社会信念。
常識やルールは頭で作った欲求であり、それは本当に自分が欲しいものでは結局ない。

・内側の世界は、自分の真実しかない世界。今ここ。自分とのつながり。
自分に正直であること。
ここから動くということが、本物さのリーダーシップということで、Authentic Leadershipというタイトルにした。

・外側の概念の世界で、ニーズが満たされるはず、幸せになれるはずだとやってきたのが、なぜ、うまくいかないのか。そろそろみんな気づきはじめている。

・内側の本物さの自分とつながる世界を選択するかどうか、それだけ。

<今日やったワーク>
・ニーズの瞑想をふたりペアで
Aさんがニーズリストの中から、今この瞬間に気になるニーズを選んでBさんに伝える。
Bさんが「あなたにとって~というニーズはどんなものですか?」と聞く。
Aさんはそれを身体で充分に感じて感じきったあとに、表現する。
きれいに言おうとしなくてもいい。
ただ、言葉のエネルギーを身体で感じることが大切。

・ニーズとは何ですか?
自分の体験からニーズについて自分の言葉で相手に説明する

これが人によって表現がいろいろで本当に刺激になった!!

私にとってはニーズとは、色がいろいろと変わっているながれるエネルギーの塊のようなもの。
自分の中でも動き続けそれが一緒にいる相手にも影響しあう。

仕事帰り、夜の2時間半だけという短い時間ながら、本当に濃密で充実した時間を過ごせてうれしかった。
まだこれが9回続くから楽しみです。

ワークのシェアは私の勉強会でもやっていく予定ですのでよかったらご参加ください~。

次回は27日(土)14時~17
3月は314日(土)14時~17

場所は文京区近辺です。
くわしくはメールにてお問い合わせください。
koumeyukari(あっとまーく)gmail.com
久美子まで。

Facebookのイベントページはこちら。


2014年12月11日木曜日

2014/12/11 Awareness about eating@IIT ニーズと「食べること」の大きな気づき

久しぶりにブログを書きます。
今年の夏ぐらいから、ジム&ジョリ・マンスキー全国ツアーのオーガナイズでとてもとても忙しくなり、なかなかブログを書く余裕がありませんでした。

10
月で終わって、1ヶ月ちょっと。
そして今、私は清里にある清泉寮で開催されている、9日間のIIT(国際集中トレーニング)に参加しています。

毎日、朝の9時から夜9時まで、セッションが3つあり、それに加えてホームグループでの集まりや、
朝活、そして夜のみんなでの集まりや打ち合わせ・・・
分刻みの忙しく充実した日々を過ごして、7日目が終わろうとしています。

毎日、たくさんの気づきと感動の中、安心な場所でみんなに囲まれて学べる事が
とてもとても感謝でいっぱいです。

そんな中でも、今までで一番の気づきをひとつ、シェアしたいと思います。
ロバートのセッションでのこと。
タイトルは、illusion of conflict of needs (ニーズの衝突の幻想)というもの。
つまり、選択肢が複数あり、ニーズが衝突しているように思える場合、
どうやってNVCを使って選択肢を選ぶか、という実践方法。

私のワークの時間が15分しか残っていなかったため、私はなるべく簡単なものを
選ぼうと思い、次のような選択肢を選びました。

会場の清泉寮の料理がとてつもなく美味しいのです!
そこで問題が・・・どうしても食べ過ぎてしまう!!

これをワークで使ってみよう。

選択肢A=出てきた料理は好きなだけ好きなように食べる
選択肢B=少し食べる量を減らす

まず、選択肢Aのニーズを探しました。これは簡単。
「楽しみ」「豊かさのお祝いと喜び」

次に選択肢Bを考えてみたんですが、実は今まで、あんまり深く考えたことはありませんでした。

最初に出てきたニーズは「健康」。これは簡単。
でも、その先にあるニーズは何だろう?
はじめてもう少し突っ込んでつながってみたところ
そうだ、私は、健康がなくなって、身体が動けなくなったりして、
自分がやりたいことが出来なくなるのは絶対いやだ!!

「自由と選択」

というものすごく強いニーズとつながったんです!!

涙がボロボロ流れました・・・。

そこで次のステップとしては、
選択肢Aと選択肢Bのニーズ全部のニーズに充分身体でつながって、
そこで、なるべくすべてのニーズを満たすような手段が浮かび上がってくるのを待ちました。

出てきた手段は次のようなものでした。

「この場所にいる間はお祝いの場所だからあまり無理に食事制限をすることなく、
みんなと一緒に美味しい食事を楽しむ事を優先しよう。
ただ、また日常に帰ったときにあらためて食事について考えよう。

でもひとつだけお願い。
食べる前に、身体に、こう聞いてみて。
”今、私はこれを本当に食べたいと思ってる?」

わかった。食べる前に身体に本当に食べたいかどうか、確認するようにしよう、とそのとき決めました。

ですが、食堂に行ってまためちゃくちゃ美味しい料理を目の前にすると、
すっかりその自分との約束を忘れてしまい、いつも通り、山盛りお皿に盛って、席につきました。

で、食べはじめたんだけど・・・

え、なんで? 食べられない・・・ 身体が受け付けてくれない・・・!!

食べたくても、おいしそうなステーキなのに、食べられないんです!!!

衝撃でした。。。

そして、大好きな食べる事が出来なくなる!!とショックになり、食堂なのに号泣し、
さらに、私の身体がちゃんと、私の健康を守ろうと、そして自由と選択という
私の大切なニーズを守ろうと、食べなくて良い量の料理はいらないと
示してくれているんだ、というその身体の働きの不思議さに
畏敬の念がわいてきて、また、感謝の気持ちから、まるで赤ちゃんが泣くように
大号泣してしまったのです。。。

周りのみんなはびっくりしてましたけど、理由をあとでちゃんと説明すると
感動してくれました。

そしてそれから数日たってますが、朝食でも食べるものが、パンから
和食中心、野菜たっぷり(特に大根)を食べるように変化してます。
今日の夕食も、身体が不要だというので、食べないことにしました。
どこまで続くかはわかりませんけど、自由と選択、健康というニーズに
これからもつながっていこうと思っています。

こんな感じで毎日、とても充実した学びの日々を過ごしています。
あと3日で帰らなくてはいけない、と思うと、とても寂しいなぁ・・・。

よかったら、これを読んでどう思ったか、感想を教えてもらえると、
学び、つながりといったニーズが満たされてうれしいです。
(Facebookのコメントでよろしく〜。)
富士山と

食事がめちゃくちゃおいしい!

空気も澄んでいて気持ちいい

メイン会場。100人がここに集まります。

センターの飾りとニーズブロック

ホルヘーー!!爆笑のセッション。

ロバートとソーヤー海くん

ホームグループのみんなと

みんなありがとう!

癒しと嘆きと和解のセッション



2014年6月4日水曜日

2014/6/1 福島から避難されているお母さん向け・思いやりコミュニケーションワークショップ1回目レポ

福島から自主避難されているお母さんのコミュニティに向けた、NVCのワークショップをファシリテートさせていただきました。

タイトルは「思いやりコミュニケーション」。4回のコースで、そのうちの1回目です。
今回、この場とつながることが出来たのは、きくちゆみさんからのご紹介です。
ゆみさんが、「とてもおすすめのファシリテーターです!」と推薦してくれた、とのこと。
ありがたいことです。ゆみさん、本当にありがとうございます!

参加者のみなさん、ほとんどが初めてNVCに触れる方で、中には「何をするのかまったく見当もなく来ました」という方もおられました。

最初なので、とにかく、心を開ける場をつくること、を意図としてその場にいました。

参加者のみなさん、福島から避難している、という共通点はあっても、住んでいるところが違っていたり、はじめて話す、という人たちもいました。

ワークを交えながら、共感的に相手に寄り添って聞く、相手とつながりたい、という意図を持って好奇心を持って聞く、ということを実感的につかんでいただくようにしました。

あと、自己共感のワークもして、感情がざわざわしたとき、そこにはどういうニーズがつながっているのか、ニーズのリストから探してもらい、つながる、という体験をしていただきました。

そのワークが終わったとき、本当にその参加者の方の顔つきが、緊張がほぐれてほっとした雰囲気に変わっていたことに驚きました。

本当に、NVCのプロセスというのはとても簡単に、誰でも使えるのに心の持ちようをがらりと変えてしまうパワーがあります。

そしてペアを組みながら、自分の話を、判断や分析なしに聞いてもらえることで、場がどんどんと暖かく、やわらかいものになっていきました。

私もとても暖かい気持ちになってきました。

あぁ、こういう場を作ることを、やっていきたいんだなぁ、私は。
改めて、その願いと深くつながることができた気がします。

「今までの人生、本当に聞く、ということがどういうことがわかっていなかった、ということに気づかされました」

という感想をいただき、本当にうれしかった。
自分のことをありのままにお互いに伝え合える場がある、というのはなんてありがたいことなんだろう。

エンパシーカードを使って共感すると誰でも簡単に共感できます

その場を作ることに貢献できたことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいになり、また涙があふれそうになりました。

チェックインの中、ある、参加者がシェアの中で、前日にゴスペルコンサートに行った話をしてくださいました。
そこで言われた言葉に、次のようなものがありました。

「人はそれぞれ、ミッションを持って生まれてきている。そのミッションはひとりひとり、まったく違っている。あなたは、あなたのミッションを受け入れて、行動して行けばいいのです」

その言葉は、まるで私に言ってくれているように感じて、心がふるえました。

人と違っていていいんだ。
自分のミッションを進んでいけばいいんだ。

勇気をもらえました。

その出会いと、いろんな計らいに対して、感謝します。
ありがとうございます。


●参加者のみなさまのアンケートから

Eさん)エンパシーにより、より深くニーズを探ることが出来ました。
Mさん)同じニーズを持っている人や同じ思いを持っている人がいることがうれしかった。
Aさん)何故か最初からリラックスして参加することが出来ました。テーマの無い中で、自分のことを話すのは難しかったのですが、人に話して、ニーズを導き出すことで、自分を客観的に見ることができたような気がします。
Nさん)人の話を聞く姿勢のポイント・・・分かっていたようで分かっていなくて、再確認させていただきました!
Eさん)みんなが、まとまっている雰囲気になっていった。何よりも、人からの指摘ではなく、ゆっくりと気づけたこと。
Jさん)思いやり、寄り添ってきいてあげる事を日々、気にして生活したいと思いました。

おだやかな雰囲気

次の回までにやっていただく宿題



2014年5月14日水曜日

2014/5/11 自己統合ワークショップを開催した


5月11日の日曜日、長田せいじさんと一緒に、何度目かの
自己統合(セルフインテグレーション)ワークショップを開催しました。
毎回、少人数でじっくりと、時間的にゆったりとやっています。

今回も参加者は5名さまでしたので、せいじさんも入ってもらい、
基本的に3ペアになってじっくりワークをしてもらいました。

ほとんどNVCにふれるのがはじめて、という方もいらっしゃったので、
最初はニーズとは何か、共感を与える、エンパシーとは、
といった基本的なところも説明して、
相手に対して共感する、というワークも行います。

自己統合プロセスというのは、他人に対してではなく、
自分の中にある複数のパートを認識して、
お互いのパートがもうひとつのパートに対して
共感する、というのが基本だからです。

まず、他人に対する共感(エンパシー)をする練習をしていたので、
自分の中のパートに対する共感も、スムーズに行うことができていました。

NVCでの共感は、相手の中にあるニーズにつながろうとする
意図が大切。そしてニーズ=大切にしているものから出る
感情が、ニーズにたどりつくための指針になります。

ニーズのリストを見ながら、相手のニーズを推測する、ということを
やりますので、はじめての方でもやりやすかった、という感想をいただきました。

自分の中にある葛藤について、長年、解決策を見いだすことができなかったことが、やっと糸口がつかめてとてもうれしい、という感想をいただき、
本当にうれしかった。

少人数で1日ワークを和室というリラックスした雰囲気の中でやっているので、お互いにはじめてあった人がほとんどなのに、
終わるころには、とても近づいた感じがありました。

あと、今回は参加者の方が、1才半のお子様を連れてきておられて、
その子もワークの間にみんなと一緒に遊びながら
参加してくれてたのも楽しかった!!

参加者のみなさんも、子供さんと一緒にデングリ返ししたり。
和室でごろごろと、だんだん、みんな子供帰りしているようで
おもしろかったです。私もごろごろしながらやってました。

自己統合のワークショップは、出たいです、というご意見も多くいただいていますので、これからもやり続けて行こうと思っています。

特に、この少人数でじっくり時間をかけてやる、というやり方が
深くリラックスして自分とつながることができるので
合っていると思います。

せいじさんとふたりでファリシテーションすることで、
参加者のみなさんに目がとどきやすく、
お互いにファシリテーターとしても余裕を持てるのもいいのかな、と
思います。

チェックアウトのときに、参加者のみなさんが目をきらきらと、
感想を伝えてくださるのを聞くと、
本当にやり続けてよかったと、感謝の気持ちでいっぱいになって、
涙があふれてきそうになります。
いや、よく泣いてしまいます。

そして参加者のみなさんも、たくさん涙を流しておられました。

「泣いてもいいという、安心感のある場所であることがうれしい」
という感想をいただいて、うれしかった。

これからも楽しみつつ、こういう場を作っていければと
思います。

参加していただいたみなさま、
本当にありがとう。
せいじさん、いつも一緒にありがとう。
長文を読んでくださり、ありがとう〜。

次回は8月の開催を予定してます。
あとそれまでに、オンラインでワークをやってみる、というのも
考え中です。

決めましたらまた、このブログでも告知しますね。

ニーズカードを使った共感も。
エンパシーサークルは気軽にできるワークです。

複数のパートそれぞれにあだ名をつけるのが楽しい。

手順はこんな感じ。

参加者の方から、うどと豆をいただきました。
手作りお味噌もおいしかった!