共感的コミュニケーションの基礎コース、月島でのオフラインのとオンラインでのコースがはじまりました!
1回目をやってみた感想。
オンラインでどこまで出来るだろうかと、不安な思いもあったんだけど、
結構、やれるものだと手応えを感じています。
そして、やはり、遠方からつないでくださった方からは、
「今まで本を読んだだけで、実践できる場がなくてずっと探していた。
オンラインでやってくださるのはとても助かります」
と言っていただけて、本当にやって良かったとうれしい思いでいっぱいになった。
ニーズを感じてつながるワークや、自分の体につながる瞑想なども、一緒にやってすごく暖かい気持ちがオンラインでも伝わってきた。
インターネットで世界中いつでもどこでも
この、つながり感を持てるようになった、
テクノロジーの進化をお祝いしたい。
お祝いのニーズ。。。
そしてさらに、月島の実際に会ってという場でも、とても暖かで安心安全な
つながり感の中、みなさんそれぞれが深い気づきを得てくださっているようで
とてもうれしい。
ひとつ、いただいた質問について、
ご本人に了承を得てシェアしたいことがあります。
それは、
「相手が純粋な”貢献”のニーズからやっていると思えない。
やったあとに”もっと感謝しろ”と言われてつらかった。それは純粋な貢献のニーズではないと思うのに、本人は”貢献のニーズからやってあげてるのに、まだ感謝が足りない”と言っていた」
だから、貢献のニーズにはあまりいい感じをいだけない、というもの。
はい、確かに「貢献」のニーズはちょっと注意が必要なことが多いです。
以前、ブログで書いたかもしれないけど、
自分の中に
「自分には価値がないんだ」
という「無価値感」がある場合、
それをなんとか埋めようと
「効力感」を求めます。
そのため、世のため人のためだと思われていることをやって、
相手から「感謝」をもらうことで
自分が認められた。
自分には価値があるんだ。
というエネルギーをもらおうとしてしまう。
俺は私はこんなにやったから、
誰か私は「すごいんだ」「価値があるんだ」と認めて欲しい!お願い!
という叫びです。
人は、「お願い」か「ありがとう」しか基本的には言っていない、というのがNVCの基本的考えです。
そして、そのように「もっと感謝をしろ」と言ってくる人にはどうしたらいいんでしょうか?
「あなたは、無価値感から効力感を求めてるんですね」とラベリング(判断)した言い方を相手にすると、相手は受け入れてくれなくなりますので、注意してくださいね。
それは自分の頭の中で抑えておいてください。
痛みを抱えている相手には、「教育ではなく、まず、共感」です。これ、大事です。
まず、自分の中に痛みがあるのであれば、
自分に共感します。
「あぁ、私は”感謝しろ”と言われてがっかりで悲しい・・・自分の本当の気持ちを尊重して欲しいのにな・・・」
もしくは、自己共感がむづかしければ、
他の人からサポートをもらってください。
そして、自分の中に十分な共感が満たされたあとに、やっと相手の痛みに目を向ける余裕ができます。
余裕ができたときに、相手に共感します。
「あなたは、自分がやったことがどの程度相手の役にやっているのか、確認したいんですか?感謝を持って受けてもらっているのかどうか、知りたいんでしょうか?」
「自分のやったことがどの程度相手に意味のあることなのかを知りたいんでしょうか?」
など。
口頭で伝えることがむづかしければ、心の中で思って、その気持ちで相手と一緒にいるだけでもいいです。
相手を変えることはできない。
けれど、相手の大切にしていること、ニーズと一緒にいてあげることはできる。
そうすることで、相手が少しづつ、
自分の本当の望みにつながることの
助けになっていくでしょう。
「あの人はこうだから、ダメだ」
という判断を手放すには、
まず、自己共感、そして相手への共感。
それがつながりの質を取り戻していく道です。
*共感サロン「子キリン」@押上オープン!
9月26日、サロン開催します。お待ちしております〜♪
*水曜日の夜、月島にての基礎コース
*10月30日スタート、金曜夜オンライン
*金曜昼間のオンラインも開催します。
*火曜日夜の、新富町のコースも開催します。11月スタート予定
NVCの勉強会の情報はこちらにアップしていきます。
*NVC Japanコミュニティ
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