久しぶりにだいぶん前のマーシャルのワークショップの
レコーディングを聞き直して、耳にとまったテーマ。
それは、NVC的なお金の使い方について。
ある男性がマーシャルに聞いていた。
「家族の中で私だけが毎月たくさんの請求書の支払いをしていてとてもストレスに感じる。怒りも感じる。これはどうしたらいい?」
マーシャルは、
「それは間違ったエネルギーでお金を払っている」と。
マーシャルが言うには、
「どんなことでも、自分が行うことはすべて自分のために行っている。
自分のニーズを満たすために。
もし、その行為が喜びとともに行われないなら、やらない方がいい。
請求書を払うにも、感謝と喜びのエネルギーをもって、支払う方がいい。
請求書を支払う、ということも自分のためにやっているはず。」
「怒りや不満を感じながら請求書を払い続けると、結局は自分が代償を払うことになる」
ということを話していた。
その男性に対しては、マーシャルがエンパシーをたくさん送って、男性にはシフトが起こったようだった。
「請求書を自分だけが払い続けることを不公平に感じていて、
サポートが欲しいと思っているんだね」
請求書を支払う、という行為にあるのは、
家族を支えたいという思いがあるはず。
負担に感じはじめるより前に、一番最初に支払った、
そのときの純粋な気持ちを思い出してみること。
いろんなサービスや便利さを提供してくれた
ことに対する感謝の気持ちで払ったのでは。
ただ、その気持ちを思い出すためには、まず
負担で苦しいと思っている気持ちに対して
充分なエンパシーが必要なんだ、ということがよくわかる
出来事だった。
お金を払うとき、私自身も、相手をサポートしたい、感謝したい、
という思いのエネルギーでなるべく払うようにしている。
お店で食べた支払いのときは、
「こんなにおいしいごはんを作ってくれてありがとう。
これからも食べさせてもらいたいのでサポートします」
という気持ちで。
そして、自分が受け取るお金についてくるエネルギーも、
喜びと感謝のものであって欲しいと思う。
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